28 うちの金ちゃんが・・・

うちの金魚の金ちゃんは3年前に180円で我が家にやってきました。ずっと男の子か女の子かがわからないので金ちゃんのお尻ばかりながめていた。女の子だとウンコの穴が少し大きいと本で読んだからだ。・・・がながめつづけていてもわからないので、男の子でも女の子でもないと勝手にきめてときあってきた。ところが、ある日に大事件発生。水槽に小さな透明のつぶつぶがいっぱい散らばっている。まったくもう、私のかわいい金ちゃんに悪い虫が卵でも産んだのだなっ、と逆上して腕を水槽に突っ込んでプッン、プッンとつぶしはじめたのですが・・・・・・。はっ、と、さすがの私にもひらめくものが・・・。・・・・金ちゃんの産んだたまごだ・・・・・。お尻を見ryとやっぱり・・・。ウンコの穴のウエが少しふくらんで、そこからポロリ、ポロリ・・・と卵がころがってくる。このとき、私は自分が男の金魚でなかったことがどんなにざんねんだったか・・・。あぁ・・せめて男の子の金魚を一匹飼っておいてたら・・・。私が反省してオロオロしているうちに、金ちゃんはあきれる行動に出た。ウンコをしながら卵を産むという芸当をしはじめた。・・・・・まぁ、よい。したいものはしたいのだ。すると今度はあくびをしながらポロン、ポロン。・・・まったく、そもそも、お産と言うのは汗だくで、ウンウンうなってするものだ。人間はもちろん、仲間の鮭だって。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。そして金ちゃんは水槽いっぱいに散らばった卵をぱくぱくと全部食べてしまった。