10 紙芝居しま~す

[紙芝居しまぁ~す~、と言う声が窓の外から聞こえてくる。なんだなんだ?・・・と2階の窓から顔を出してみたら、近所に住む○○5才の君だった。見ると、本当に手に紙芝居を持っている。「ヘェ~・・」とびっくりしてる間に「じゃあね、せんせい!…[紙芝居まぁ~す~、見に来てくださぁ~い」と言いながらさって行った。どうやら町内一周するつもりらしい。この○○君は、数ヶ月まえにはお店の前に立っているペコちゃんを描きに出かけてお店のお姉さんたちに励まされたりほめられたりしたそうだ。行動力抜群の5才なのだ。